せんだいデザインリーグ2020「卒業設計日本一決定戦」代替企画で
「日本一」受賞
2020年3月8日にせんだいデザインリーグ2020代替企画において、本学科4年生の岡野元哉さん(細田・三島研究室)が「日本一」に選ばれました。この卒業設計日本一決定戦は2003年から開催されており、例年500作品のエントリーがあり、国際的に活躍する著名な建築家の方々が審査員を務められています。今回は感染症防止のため、代替企画として事前に上位20作品に選ばれていた学生たちがWebヒアリングを受ける形で審査が行われました。なお、島根大学の学生が日本一に選ばれたのは最初であり、素晴らしい快挙です。
岡野さんの作品は、出雲大社の西側に位置する稲佐の浜近くの漁港の既存岸壁を土台として木造建築を建て、岩海苔と塩を採取・加工・販売する観光施設として計画する提案です。島根半島で採れる岩海苔と塩は古代より出雲大社に献納されてきた歴史を持ち、この生産拠点と出雲大社を結ぶ新たな観光ルートの創出にもつながる提案です。
受賞者:岡野元哉(島根大学、建築・生産設計工学科4年生)
卒業設計タイトル:「出雲に海苔あり塩あり〜岩海苔と神塩の生産観光建築〜」